アニメ『リコリス・リコイル』(リコリコ)が今更ながら超面白くて、錦木千束が天使でしかなかった
リコリコとの邂逅
電車でこんな記事を読んでいると、よふかしのうた(44票)が3位に入っていてご満悦。
異世界おじさん(61票)はちょっとだけ見たけど俺的には微妙だったなあと思いつつスクロールすると、リコリス・リコイル(219票)!?
票数圧倒的やん!!
これは観るっきゃねー!!と思い立ち、プライムビデオで検索するとちゃんと配信されていた。
早速7話までを一気観。
…………。
面白い。
超面白い。
トリプルスコアは伊達じゃない。
以下、リコリコの何が面白かったか書いていこうと思う(一回しか観ていないのでいろいろご勘弁を)。
錦木千束の衝撃
錦木千束(画像の金髪の子)が本作の主人公なのだが、もうこの子がとにかく爆裂に可愛い。
黒髪の子(井ノ上たきな)のバディなんだけど、もう二人で相乗効果。
千束とたきながいるだけで幸せ空間、プライスレス。
このアニメはたきなの成長物語でもあるんだけど、この二人ではやっぱり千束が圧倒的に推しだから千束について語っていく。
千束はお姉さんキャラと妹キャラのいいとこ取りみたいな性格で、とはいえどちらかと言えばたきなの世話を焼いたりしてお姉さんしていることも多い。
実世界の女性はお姉さん属性と妹属性どちらかが100%ということはあり得ず、それぞれが適当なバランスでブレンドされている。
千束はそのバランスが絶妙。
その一挙手一投足から目が離せない。
雑にガシャガシャやっていることもあれば、マリアみたいな母性を見せることもある。
ほんとにお姉さんかつ妹。
甘えたいし甘やかしたい。
あわよくばそのたわわな膨らみに飛び込みたい。
印象的なエピソードとしては、やっぱりたきなの下着を買いに行くお話かな。
もうあれは完全にデートだった。
ちんあなごのモノマネをする千束可愛い。
それをスルーするたきなも可愛い。
後に魚のモノマネをするたきなが可愛い。
それを見てはしゃぐ千束も可愛い。
可愛いしかない世界。
主人公に魅力があるアニメ・漫画はやっぱり面白いよね。
不殺の精神
リコリコは主に銃撃戦が繰り広げられるのだが、千束は銃の弾としてゴム弾を使用している。
本人曰く「実弾を撃つと救護するのに時間がかかる。悪いやつに時間が取られてもったいない」。
これは例の下着デートのときにたきなの質問に答えたものだが、その回答は芯を食っているようで食っていない。
悪いやつに時間を取られたくなければ、最初から救護なんてしなければいいのだ。
それをわざわざ助ける前提。
千束が不殺の精神を宿したのにはまだ深い訳がありそうな気がするので、アニメの続きに期待したい。
銃撃戦ついでに話しておくと、千束は相手の筋肉の動きなどから射線を読み取り銃弾を避けることができる天才だ。
くぅー、カッコイイ!!
訂正の追記(2022-08-25)
千束、そんなことは言っていなかった。
曰く、「他人の時間を奪うのは気分が良くない。悪人にそんな気持ちにさせられるのはさらにムカつく」とのこと。
しっかり観ていたつもりだったが、記憶違いからの頓珍漢なことを書き並べてしまった。
コメント欄で指摘してくださったyominabeさんに感謝!
追記終わり。
リコリコの声優陣
千束の声はかなり特徴的で、魅力的。
声フェチの俺としてはたまらない演技。
元気!お姉さん!って感じがじんじんと伝わってくるのだが、一方で千束の深みみたいなところも感じたり、甘えたな部分も聴き取れたり。
声優さんは誰なんだろうと思ってEDで一時停止してみてびっくり。
失礼ながら、知っている声優さんが一人もいなくてたまげた。
俺はぼちぼちアニオタをやっているんだけど、本当に一人も存じ上げない。
それでも全く演技に違和感がないのは、やはり制作陣の努力の賜なのだろうなあとか思ったり。
リコリコをきっかけに、どんどんステップアップしていってほしい方ばかりだ。
その他雑感
原作なしのオリジナルアニメなのに(だからこそ?)、ストーリーも緩急が付いていて面白い。
痺れるようなシリアスなシーンというのはなかったような気がするけど、緩んだときの多幸感が半端ない。
もうずっとこのアニメを観ていたい。
Wikipediaでは「全13話(予定)」となっていて絶望したが、オリジナルアニメを最初から2クールやるほどリスキーなこともなかろうと思って納得。
恐らく最終話の脚本は、そのまま続いてもいいし終わってもいい感じになっているんだろうなあ。
まだ1期が終わってないけど、今から2期が今から楽しみである。
千束、俺だー!!
俺かたきなと結婚してくれー!!!